無資格だからと諦めないで!

資格がないからと介護の仕事を諦めようとしている人に情報を提供

施設によって仕事内容が異なる

介護の仕事は高齢化が進む日本社会においては非常に重要な仕事の1つであり、人の役に立ちたいと思う人や社会貢献的な観点から介護業界への転職を希望する人も少なくないでしょう。では実際に介護業界の仕事とはどのようなものがあり、各施設ではどのような介護サービスが提供されているのでしょうか。

まず介護施設は大きく分けて3つのタイプがあり、入所型施設・通所型施設・訪問型施設に分けられます。
入所型施設とは利用者様が施設に入居するタイプで、介護スタッフの勤務体制も24時間の交代制です。そのため日勤に加えて夜勤勤務に就くこともあるのが特徴的でしょう。入所型施設の中でも、特別養護老人ホームのように寝たきりの高齢者が多い施設では身体介護などの仕事がメインです。一方グループホームのように認知症の高齢者を対象としている場合は、認知症専門の介護スタッフが常駐することになります。
通所型施設で代表的なものがデイサービスになり、利用者様が日帰りで利用することが特徴的です。また機能訓練特化型のデイサービスの場合、身体介護を必要としていない比較的元気な高齢者が利用するため、身体介護サービスの提供を行っていません。
最後に訪問型施設では訪問介護事業所が高齢者の自宅にホームヘルパーを派遣して介護サービスを提供する施設です

このように介護施設によって提供しているサービス内容は異なり、仕事内容も変わってきます。身体介護など基本的には有資格者のみが行える仕事がメインとなることが多いですが、例えばデイサービス利用者を送迎する車のドライバーや各施設の清掃員など無資格でもできる仕事もあり、介護業界への転職希望者はどのような仕事に就きたいか事前の調査が必要でしょう。